アレクセイ・コモフ:標準化教育


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教育はすべてのキーです。
すべての人類を形づくります。
いかなる国でも根本的に重要なものなのです。
ソ連崩壊後の人々は、前共和国の教育システムの大きな影響を受けましたが、
むしろより深く理解していたのです。
例えば、ウクライナでの過去25年というのは、
多くの学校の教科書はジョージ・ソロスのNGOが書きました。
そして、彼らによりカナダでも発行されました。
その結果は極めて深刻で、不可逆です。
ロシアでの過去25年というのは、
教育とリテラシーの一般レベルは低下しました、
世界一の一つから、史上最低にです。
このキーとなる要素はソビエトの教育システム崩壊です、
意味のある代替がなかったのです。
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ソ連崩壊後というのは、多くの新たな概念がロシアに輸入されました。
そのいくつかは良い結果でしたが、大多数としては、本当に悲劇的だったのです。
劇的な例の一つとしては、教育改革です。
標準化教育
新たな教育カリキュラムに多大な影響があったのは、
ジョージ・ソロスつながりのNGOです。
当然ながら、こっそり持ち込まれたのです、
いわゆるセクシュアリティの科目です。
混乱の1990年代に、ロシアには多くの勇敢で新たな実験がもたらされました。
ペレストロイカ後に起こった最初の教育改革が親や子供に課したのは、
一年間の学校延長です。
改革以前には10年でしたが、11年になりました。
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この理由としては、誰も知らない研究によるものなんです。
そして、教科書のほとんどが置き換えられました、
特に奇妙なのは数学の教科書です。
ソ連の子供達は国際競争で非常に良い成績でしたが、
テストシステムがもたらされて、これが教育の基本的評価ツールとなったんです、
このシステムは米国で無効性が証明されてるものなんです。
しかし、今我々にあるものは、
学校の拡大です。
複数の学校が一つに統合されました、最大1000名の子供までです。
そして、校長は子供を知らないんです。
全ての教師さえ知らないんですよ、この学校で働いている。
巨大な学校、終わりの無いテスト、未発達の教科書、
18歳までの訓練、
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これは米国の公教育のようです。
ですから、現在のロシアの教育システムは米国から輸入されたのです。
では、米国での公教育システムといえば、
まず最初に巨大な予算で知られています。
この目的では世界最大です。
そして、この国では軍事予算に続く大きさです。
しかし、ショッキングなほど低い結果なのです。
米国は開発国中第28位なのです。
一般的なリテラシーレベルにおいてです。
では、なぜこういった失敗したシステムがロシアに持ち込まれたのでしょう?
答えの得られない質問です。
米国公教育で劇的に変わったものがあります。
もはや何も心配してないのです、すべての生徒の学びの機会を確実にすることをです。
これはソーシャルエンジニアリングですね、あるいは他の壮大な計画ですよ、
ワシントンの連中や教員組合が集中的におこなっているものです。
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で、彼らは気にかけるのをやめたんです。
子供が読み書きできなかろうが。
公教育の価値やモラルもです。
私が1950年代、60年代にいたときは本当に良い場所だったのですが。
共産主義イデオロギーが、ソ連教育システムにおける主な問題でした。
他すべての側面においては、妥当な知識レベルを提供していました。
ソ連の子供による国際的競争での達成を思い起こさせます。
なぜこれが完全に破壊されたのでしょう?誰もわからないのです。
教育の基本的に役割は良く知られています、米国エリートには。
100年前にロックフェラー、フォード、JPモルガン基金が開始したのです、長期計画です。
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米国と世界中における大衆教育の変更です、
標準化された心への滑らかな機械化です。
大量生産と大量消費のためのプログラムです。
公教育の歴史を見てみますと、
米国におけるものですが、これは極めて明らかですよ。
ごく初期のものを見てもですね。
これは180年前にさかのぼります、マサチューセッツでの1830年代40年代です。
これは非常に明らかです、計画の一部であることが。
この計画の中心部分としては、子供達に対する親の支配を破壊することです。
そして子供を手段にすることです、
中央支配、中央操作のためのです。
その当時は、控えめなものでしたよ。ホーレス・マン(教育改革者)などですね。
クリスチャン的な残余がありました。強くはありませんが、残っていました。
しかし時と共に、それさえ消え失せました。
出来合いの解決策や望まれる世界観が大衆の頭に詰め込まれました、
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テレビやポップカルチャーによってです。
最新式のソーシャルエンジニアリング、マインド操作テクノロジー、大規模なプロパガンダが適用されました。
そしてまた、大衆洗脳と統制訓練のためのプロシアでの経験もです。
4000年以上にわたる社会層化経験がありました、インドのカースト制度です。これもまた使われたのです。
そこでは、良い教育は高位のカーストの僧侶、ブラフマンからもたらされます。、
それがクシャトリアに届けられます。
一方、市民カーストのバイシャや労働者のシュードラは、単に労働のため、高位に使えるための教育がされれるのです。
そして最低位のいわゆる不可触民は、何の教育も受けないことになっていました。
ウッドロー・ウイルソン(大統領、1913-1921)は言いました、
「米国に必要なのは、2つの階級だ。」
「一つは一般教育された者であり、」
「もう一つはそれほどの教育を受けず、単に労働するだけだ」
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このシステムは西側において、新たな条件で再生されました。
エリートは、アイビーリーグや一流大学という排他的な私立学校を作りました。
一方で大衆は批判的・独立的思考を取り上げられました、公の義務教育によってです。