MikeMaloney:隠されたお金の秘密10、米国のパンとサーカス


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以前のエピソードで、
タイムラインからはじめました、
古代ローマ帝国と今日の米国の類似を年代順にしました。
最後には、
ローマ帝国は、インフレのために崩壊したのです、
原因は戦争のための赤字財政と、
公共事業です。
この政府は常に経済に介入することによって物事を悪くしていました。
今や帝国は、その限界を押し広げ、
野蛮人の攻撃に常にさらされていました。
継続中の戦争のコストに加えて、巨額の赤字財政が、
ローマを崩壊させようとしていました。
さて、我々はローマの崩壊に旅しましょう。
その途中で、より目立つ米国との類似を学んでいきましょう。
帝国の落日
米国のパンとサーカス
(隠されたお金の秘密、エピソード10)
ローマは最初の社会プログラムを持った文化です。
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アテネ人は、偉大な公共事業があり、戦争への支出がありました。
しかし、ローマでは、
公共事業の支出があり、
巨大な軍隊への支出があり、
外国の地を占領するものですが、
そして、社会プログラムの支出がありました。
ローマ帝国の末期、ローマの人口は、
約100万人でした。
その中の20万人、20%が、
日々小麦の配給を受け取っていました。
生活保護です。
帝国が衰退すると共に、
ローマのリーダー達は「パンとサーカス」と呼ばれる戦術を使いました。
公衆の気をちらし、なだめるためです。
パンは無料の穀物を意味します、給付金としても知られます。
そしてサーカスの訳としては、ゲームです。
それがこのコロシアムで催されました。
無料の食べ物、ワインと、暴力的なエンタメです。
非常に面白いと思いました、2000年近く前に、
ここで何が起こったのか想像することは。
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この席が人々で埋まっていたんです、飲み食いをし、
多くがお気に入りの剣闘士に大声をあげ、
観客のかなりの部分が無分別に酔っていたわけです。
皇帝とエリートはそれを高みの見物していました。
なんて光景でしょう?
ですから、コロシアムは偉大な例なんです、
ローマの公共事業の巨大な支出と、
そして、終わりのない赤字支出です、
無料となっている物を払うための、
しかし、タダ飯なんてものがありますか?
パンとサーカスは、オイルを与え、穀物を与え、
ワインを与えたんです。
人々は好みました。
彼らはエジプトを征服しました、
大量に穀物を与えることによってです(?)
しかし、それによって経済は破壊されたんです。
すると、税を課しました。それが小さな農家を破壊することになったんです。
ですから、富の生成もです。
それがこれらの達成の基だったのに、委員会によるものですね。
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これが邪悪なサイクルになったんです。
では、以前のエピソードからのタイムラインを埋めていきましょう。
そうすれば、我々が歴史のどこにいるかがわかります。
生活保護、パンとサーカスです。
基本的には気チラシの戦略です、支配層エリートによって使われるものです。
公衆に約束するのです、気に入られようとタダのものを提供すると。
風刺作家の児童書に有名な言葉がありますね。
この状況を簡潔にまとめています。
「パンとサーカスを与えよ、さすれば決して反乱は無い」
市民達はこれらをタダで受け取ってると思っていました。
実際には払っていたのです、
壊滅的な打撃をです、
継続的な通貨の品質低下と増税でです。
最後には、
ローマの支配層が、この税徴収を強制する唯一の方法となったのは、
抑圧的な官僚制度に倍賭けすることでした。
私的組織に比べて政府のサイズが爆発的に大きくなりました。
ビジネスは信じがたいほど難しくなり、
多くは単純に諦めました。
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スティーブ・フォーブズが言います、いかに農民にとって状況が難しくなったかを。
彼らが過去に言及したようにです。
こちらは、それを裏付ける、西暦300年頃のラクタンティウスの言葉です。
「税を払うものが少なくなっていった。」
「賃金を受け取る者よりもだ」
「農民の(生産)手段が、大きな強制によって疲弊した。」
「畑は捨てられ、」
「耕された土地は森林になり、」
「万人が意気消沈したのだ」
これらの旅行者はこのコロシアムにきます。
皆驚きますね、
偉大な文明の没落に。
私は自問するんです、
彼らは自問しているだろうかと。
この人達に何が起こったのかと。
なぜ、これらが悪くなってしまったのかと。
皆がアクセサリーを買います、ギフトショップで。
絵葉書や本ですね。
そして写真を撮り。
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私は思います、誰も事実を考えていないだろうと。
今日の、この地球のほとんどの国が正確に同じことをしていることです。
思うに、米国民が知るほとんどのことというのは、
映画スターがどうしたとか、
スポーツのスターがどうしたとか、
ジェリー・スプリンガー(司会)の最新番組で何が起こったとか、
そして、フードスタンプ(食料配給券)はフードスタンプでさえ無いんです、もはや。
クレジットカードを与えてるんですよ、それで食料の買える。
こう見えますね、
実際には、食べ物を購入できるように(?)。
非常に似てますよ。
人々のお金との関係というのは。。。
米国のような世界でも最大の経済の国では、
完全に基づいてるんです、
消費と消費者主義から得られる利益にです。
今現在の時代というのは、
ドラッグの大衆化ですね、
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プロザック(抗うつ剤)や他のドラッグですよ。
人々が大量に消費するんです。
一方で大衆文化を消費します。
インスタントな満足です。
ですから、ドラッグによって強化されるインスタントな満足です。
大衆文化と簡単なクレジットでです。
ですから、文字とおり人々は一日中ハイなんです。
消費し、ドラッグを摂取し、
安い砂糖をとり、安いハイフルクトースコーンシロップ(果糖ぶどう糖液糖)をとり、
これは政府による巨大な助成金によるものです。
ですから基本的には、
(?)を回してるんです、24時間年中無休で。
さて、この価値命題が変わるやいなや、
昨日と同じようには簡単にハイになれないとすると、
酔っ払うこと、安いドラッグ、安い砂糖、安いエンタメ、
それが実際のコストになると、
実際の日々の労働におけるコストになると、
社会的騒動が起こりますね。
そして、本当の変化になるんです。なぜなら、
こういった人々が突然現実に直面するからです。
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ドラッグ付けのメリットが無くなって。
それがその日になりますね。
この経済モデル、人類による消費モデルが、
急ブレーキで停止するんです。
ですから、古代ローマ人には、生活保護とパンとサーカスがありました。
今日の米国では、生活保護と大衆気チラシです。
我々には、スポーツや劇場のような場所のコロシアムがありますね、長い間。
今や、人々は、こういったコロシアムを持っています、
ディジタルの剣闘士を見るために。
仮想的なEスポーツの中で戦うのです。
これらのスポーツや電子的スペクタクルは、
トークショーのような愚かなエンタメと同様に、
我々の家にテレビを通して直接送られますが、
今やポケットの中の携帯にもです。
我々の政治家も同じです、いつも約束するのです、タダのものを。
そして、国民の多くがそれを信じるように催眠にかけられるのです。
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現代バージョンのパンとサーカスによって。
古代ローマと同じように、
米国は税金を上げ、いわゆるタダのものに支払えるようにするのです。
当然ながら、我々はいまや、
窮屈な官僚制度の重荷を背負わされるのです、
馬鹿げた量のルールと税金と規制です。
政府の大きさと範囲は、はるかに越えました、
建国の父たちがその最悪の悪夢として想像したものを超えるのです。
今や、我々は古代ローマと同じ問題を抱えています。
より少なくなっているのです、残された生産的な個人やビジネスがです、おどけた政府に金を払える者たちは。
思い出してください、
政府は富を生み出せません。
ただ消費するだけなのです。
さて、ついでに訪問してみましょう。
これらの過度の官僚制度の現実の効果をお見せできますから。
新たな友人に会いに行きます、
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一群の人々です、重荷の法律と税金に最も苦しむ人達です。
小さなビジネスオーナーと起業家です。
これらの人たちが経済の活力源なんです。
政府が彼らの道に立ちはだかることは、
進歩と選択とより高い我々の生活水準に立ちはだかることなんです。
我々は世界中の多くのレストランに行きました。
そして、ローマに戻ってきたんです。
ベニスへの途中で。
ですから、フィオラ・デズカに立ち寄って食べられました。
世界でもお気に入りのレストランですよ。
こちらがオーナーです、ロベルトです。
我々が思うに、政府は非常に貧弱ですね、物事をするのが。
もし政府がこのレストランを経営すれば、
格別とはならないでしょう。
同意します。彼も私もですよ。
感じることの一つとしては、
ある種の難しさと危険性ですね、最近の。
人々は経済に非常に立腹しており、
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政府に何とかしてもらいたいと。
私が信じる政府のできるベストというのは、
あなたのような小さなビジネスマンがもっと容易にできることです。
仕事をですね。