ロブ・ブラックスマン:隠されたネットワーク、Tor, Lokinet


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今日のインターネットにおいて、主に足りない部分というのは、
そこを通るものが、すべて監視されうることです。
しかし、ネットを使う方法はあるんです、
他のインフラ層を使うことによってですね。
コミュニケーションの隠れた層です。
暗号化によって隠されるものです。
今日お話することは、ネットアクセスの超秘密の解決法です、
公衆回線を使いながらですね。
これは、明らかに上級者向けの話題ですよ。
技術的にならずにお話しするのは難しいんです。
開始点として、2つの言葉をご紹介します。
オニオン・ルーティングとダーク・ネットです。
オニオンルーティングは、Torによって有名になりました。
すでに多くの動画でTorについてお話ししてるんですが、
もし聞いたことがなくても心配いりませんよ。
紹介しますからね。
しかし、その先にも行きますよ。
この動画ではLokiNetをご紹介します、Torとの比較としてです。
そしてまた、他のコンセプトです。多くの方が知らないであろうものです。
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ダークネット、ダークウェブ、インターネットの比較です。
そして、これらのネットワークがどのようにして秘密のアクセスを実現してくれるのかです。
これらのいくつかは、犯罪者やハッカーお好みのたむろ場所ですね。
検閲不能なために、そのいくつかが使われます。
これらの秘密のネットワークにはプラス面とマイナス面があります。
いくつかは、政府によるハニーポットとさえレッテル貼りされています。
政府による監視目的に活発に利用されているということですが、
その通りなんです。
しかし、思いがけないかもしれませんが、
確実に三文字機関(CIAなど)とその工作員は、これらの秘密ネットワークを使っています。
ですから、国家でさえ、その価値を認めてるんですよ。
これらの超秘密ネットワークは、成熟しており、可能性があり、
いくつかのアプリは、大きく使われはじめています「。
この重要な話題の概略に行きましょう。
見続けてくださいね。
インターネットプライバシーガイ
ロブ・ブラックスマン
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ネットの匿名アクセスに関しては、
すべての秘密ネットワークのボスとしてはTorです。
これは、The Onion Router の略です。
実際に、もともとTorは米国海軍が発明したものです。
ネット上での安全で隠れたコミュニケーションのためにですね。
今はこれが、ボランティアによる非営利組織となりました。
Torによって人気がでたOnion Routingとは、
公衆回線を通じてデータをやりとりするものです。
実質的に不可能にするものです、そのデータがどこから来たかを検出することをです。
基本的な概念としてはこうです。Torネットワークを使うと、
あなたのデータが暗号化層で包まれます。
そして、Torの中を通るメッセージは少なくとも3つのサーバノードを通ります。
ランダムに選択されたものです。
それぞれのノードが、メッセージをさらに暗号化層で包みます。
これによって、参加するそれぞれのノードはメッセージの中身が読めず、
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どこから来たのかもわかりません。
第一ノード以外はですね。
最後に暗号化層が剥がされ、
メッセージは公のネットに現れます、
出口ノードからですね。
メッセージの(送信元)IPアドレスは、出口ノードのものです「。
元々の(送信元)IPアドレスはわかりません。
この暗号化層を玉ねぎ(Onion)にたとえているのです。
それぞれの層が剥かれると考えてください。
この仕組みについて専門的にならずに言えば、
このOnion Routingは十分試験されてきました。
そして、非常に安全だと証明されています。
事実として、スノーデンのコメントがありますが、三文字機関が心配していると。
Torを通るデータを見れないからです。
政府が思いついたのは、ネット上でターゲットを特定する方法です、
Torを使っていてもです。
三角測量テクニックを使うのです。
エンド・トゥ・エンド・タイミング攻撃と呼ばれます。
しかし、これはTorの外部で行われ、
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単純にデータ転送の時刻を比較するものです。
そして、監視下の人物にたどりつくわけです。
現在のTorシステムは、ボランティアが運営しています。
大学が提供するサーバもあるし、個人のものも、外国のもの、三文字機関のものもです。
いくつかのTorノードは、監視のために政府から提供されてさえいるようです。
現実的には、通常のデータ転送にhttpsを付加すると、
Torの出口ノードは、送信先を以外を知ることはできません。
Torには検閲もありません。
ですから、抑圧地域の人々のオープンなコミュニケーションには重要です。
これは非常に重要な機能なんです。
Torは世界中の6000のノードで動いています。
加えて、ネットを匿名で使うためにTorが使われます。
そして、Tor内部の隠されたサービスにもアクセスできます。
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これは、Torの隠されたサービスと呼ばれます。
この意味としては、オープンなインターネットに行くことも無いということです。
すべてがTorの暗号化環境で行われます。
そこではIPアドレスが無いのです。

Torの隠れたサービス、ほとんどがウェブサーバですが、
これらはダークウェブとして有名ですね。
この場所でやりとりされるわけです、
匿名でハッキングデータを買ったり、
違法な薬物や、偽のID、
そういった犯罪行動ですね。
これらのダークウェブのサイトは常にFBIの対象になっています。