RT:米当局者はサウジ石油攻撃についてイランを非難


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こんばんは、ミシェル・グリーンスタインです。リック・サンチェスの代打です。
サウジ・アラムコは、石油・ガス会社です。
しかし多くの意味でそれ以上です。
この会社こそペトロ・ダラーを理解するのに必須なのです。
そして米国・サウジの関係の根源でもあります。
アラムコは今はサウジ政府に所有されています。
オフィシャル名は、サウジアラビア石油会社です。
しかし、常にそうではありませんでした。
かつては、カリフォルニア・アラビアン・スタンダード石油会社だったんです。
そして、アラビアン・アメリカン石油会社になりました。
過去を見てみましょう。
サウジは比較的若い国です。
1930年代に、米国によって正式に認められました、これが最初です。
この認識と引き換えに、
米ビジネスマンであり、世界最初の億万長者であるジョン・D・ロックフェラーが、
サウジ油田探査の権利を与えられました、彼の会社スタンダード石油にです。
アラムコが生まれました。
数年後、米ドルが世界唯一のゴールドに裏打ちされた通貨となったとき、
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他すべての通貨は米ドルに対する価値になりました。
米国は、そのゴールド保持よりも、より多くのドルを印刷されることで苦境に陥ったのです。
米国ドルのパワーにとって危機でした。
1971年にニクソンが正式にドルのゴールドとの兌換性を停止しました。
これが米ドルを実質的に無価値にしたのです。
そして1973年に石油ショックが訪れます。
サウジはOPECをリードし、原油の禁輸をさせ、価格を上昇させました、意図的にです。
米国を傷つけたのです。
もうひとつの米経済の危機といえば、このシーンです。
これが国中で起こったんです。
ガソリンスタンドの列です。
米国とサウジは最終的に妥結しました、原油の禁輸終了をです。
サウジは原油価格低下に同意し、
その引き換えにアラムコは、サウジ政府に引き渡されました。
さらには米国はサウジへの武器供与を誓約しました。
今日までこの取引の成果を見ることができますね。
しかし他に米が得たものは?
この石油危機の終了に加えて、
米はサウジにドルをより強化させ、
ドルを救わせさえしたんです。
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これを再度世界の準標準の通貨とさせました。
その原油取引では米ドルのみを受け入れることによってです。
このシステムが、我々の今日知るペトロダラーです。
すべての国は原油を得るためにドルを必要とするのです。
今日、アラムコは地球上で最も儲かる企業です。
報道では、2019年前半に既に460億ドルの純利益です。
土曜に大きな火災が報道されました、東サウジにおいてです。
二つのアラムコの大きな石油施設が攻撃されました。
サウジ王国の石油備蓄の半分が攻撃されました。
今日までの最も巨大なサウジに対する軍事作戦と呼ばれています。
これが、ブレント原油先物価格を急騰させました、
これは世界原油の目安です。
米国務長官マイク・ポンペオはただちに示唆しました、
イランがこの攻撃の基礎を作ったと。
「テヘランが100近くのサウジへの攻撃の背後にいる。」
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「イランは今や、世界エネルギー供給への前例の無い攻撃を行ったのだ」
イランはこの非難を否定しています。
彼らが言うには、この主張は彼らに対する行動を正当化する意図であると。
現時点では確実にはわかりません、
この攻撃が誰によるものなのか。
イエメンのフーシ派の可能性もあります、
実際に彼らが犯行声明をしているのです。
彼らの主張のように報復である可能性があります、
サウジによるこの地域への犯罪的行動へのです。
それとまた可能性としては、この攻撃がでっち上げであることです、
緊張を高めるためのですね、
米国とイランの。
しかし最近の歴史の示すこととしては、
イランに対する米の非難が真実であろうがなかろうが、
攻撃の背後にイランがいようがいまいが、
これがエスカレートさせ、増大させるでしょう、
既に対立する米国とイランの関係をです。
既に見ることができます、この攻撃を利用して
トランプ政権によるイランに対するより攻撃の正当化です。
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そして、米とサウジの関係強化です。
リック・サンチェスのニュースです。
再びニュースをやる時です。