TechCraft:Syncthingを簡単に


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今日の動画では、私のお気に入りのソフト Syncthing を見ていきます。
Syncthingは無料でオープンソースのファイル同期ソリューションです。
Mac, Windows, Linux, BSD, Solaris, Android向けです。
悲しいかな、iOS用はありません。
この動画の最後でiOS用に何とかする方法を見ていきます。
今日の動画の目的としては、Syncthingの起動方法をお見せすることです、
インストールし、マシンどうしをペアにし、ファイルをシェアすることです。
インストールステップに入る前に、Syncthingの二つの特徴についてお話ししましょう。
私が本当に面白い同期ソルーションだと思う点です。
DropboxやiCloudよりも、私が使う理由です。
一つ目の特徴としては、Syncthingがピア・トゥ・ピアの同期を行うことです。
この意味としては、マシンどうしが直接的に会話して、直接的にファイルをシェアすることです。
中央サーバは無いのです。
iCloudやDropBoxのようなものはですね。そこでは、
それぞれのマシンが中央サーバに送り、その中央サーバが、
他のマシンに送るわけです。あなたの小さなファイル共有ネットワーク内のですね。
ピア・トゥ・ピアのメリットとしては、中央サービス・中央サーバ、これらのプロバイダの世話にならないことです。
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ですから、DropBoxがある日シャットダウンすると決めれば、あなたのDropBoxによる同期はめちゃくちゃです。
あるいは、DropBoxが機能停止になれば、共有が不可能になります。
こういったことは、ピア・トゥ・ピアの同期では起こりません。
たとえ一つのマシンが機能停止しても、残りは相変わらず会話し続けます。
その理由としては、明らかにSyncthingが無料でオープンだからです。
あなたの同期ネットワークは、あなたが完全な支配権を握るのです。
特別な状況としては、二つのピアが互いに会話できないとしますね。
すると、これらはリレーを介してデータを送ります。
これが、私が本当にお気に入りのSyncthingの二つ目の特徴になるんですが、
データはエンド・トゥ・エンドで暗号化されてます。
データ送信側で暗号化され、受信側で暗号解除されるんです。
その間で暗号解除されることはありません。
これに対比すれば、iCloud, DropBox, Google Driveは、
転送の時には暗号化されますよ、
あなたのマシンと中央サーバの間です。
そして、中央サーバにあるときも暗号化されてますよ。
しかし、小さな窓があるんです。データが到着して、保存される前は、暗号解除されるんです。
(?)
確実に、エンド・トゥ・エンド暗号化が求めるべきものですね。
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完全に必要でなのではありませんが。
私はより快く思いますね、私のデータがネット上にあるときには、
私が完全にコントロールできるんです、
私のマシンだけの中で、それらの間では常に暗号化されるんです。
Syncthingの非常にナイスな点としては、
1かゼロかのソリューションではないことです。
これを使いながら、別のファイル共有も使えます。
後で見ますが、iOSと並行してSyncthingを動かすことです、iCloudに入れることによってです。
では、インストールに入っていきましょう。
Macへのインストールには二つの大きな選択があります。
Homebrewを使っているなら、それが良いでしょうね。
(Mac用のパッケージ管理システム)
こちらに動画があります。
Homebrewを使ってないなら、直接Syncthingのウェブサイトに行って、
ダウンロードページの。。。
すべきことは、
SyncthingのMac OSアプリをダウンロードします。
これがMac上で最も簡単でナイスな方法ですね。
クリックして、dmgファイルをダウンロードします。
バージョン番号は将来代わるかもしれませんね。
ダウンロードしたら、ダウンロードセクションに行き、
dmgイメージをクリックし、マウントします。
そして、Syncthingのアイコンをアプリケーションにドラッグします。
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アプリケーションに入ったら、そのフォルダを開き、
Syncthingのアイコンを見つけ、ダブルクリックです。
Openを選び、
小さなSyncthingのアイコンが出てきますね。
後で、コントロールパネルの動きを再度見てみますが、
次は、Linuxへのインストール方法です。
Linux上では、パッケージマネージャにSyncthingがあるかもしれませんから、インストールは簡単です。
この私のUbuntu(Linux)では、sudo aptでインストールします。
長くかかりますが、インストールできたら、
Syncthingをスタートします。
もし、systemdを使ったOSであれば、sudo systemctlです。
start syncthingです。
失敗しましたね。この理由としては、
Syncthingはサービスではなく、ユーザごとに一度しか実行しないからです。
ですから、systemctlの代わりに、
Syncthingはユーザごとに開始します。
私のユーザ名は、paralellsですから。。。仮想マシン上のですね、
これにより起動します。自分のユーザ名をチェックすることですね。
この通り、(私のユーザ名は)paralellsですね。
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それとまた、マシンが起動した時に、Syncthingを起動させたいかもしれませんね。こういう風に起動するのではなくて。
その時には、enableも行います。
これにより、マシンが起動した時に、私のユーザ名paralells用にSyncthingが起動します。
良いですね。次はWindowsをやってみましょう。
再度、Syncthingのダウンロードページに来て、Mac OS用ではなくて、
このSyncTrayzorを選びます。
これは本当にナイスなSyncthingバイナリのラッパーなんです。
トレイアイコンがあり、ファイルシステムウォッチャー、ランチャーなどがあります。
これにより、SyncthingがよりWindowsアプリらしくなります。
これをクリックして、
スクロールして、各プラットフォーム向けのsetup.exeです。
x86(32ビットWindows用)かx64(64ビット)かですね。
私はSyncthingをARM(CPU)で使いますから、このパッケージには実際には使えません。
(Windosとしては特殊なもの、主にモバイル用で一般的ではない)
別のパッケージをダウンロードしてインストールします。
私と同じ状況であれば、やり方がわかるでしょう。
もしARMであれば、
こちらのBase Syncthingに行って、
Base Windowsパッケージを選びます。私はARM64ですね。
これをダウンロードし、
ファイルをオープンし、
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ファイルエクスプローラで、
ここです。
Syncthingを起動します、言ってますね、圧縮フォルダ内のアプリだからすべて展開せよと。
そうします。
再度Syncthingを起動します。
最初はWindows Defenderが文句を言ってきますから、大丈夫だよと言ってあげます。
こちらのボタンはより情報を得るものですね。
そして、「どうであれ実行する」と。
アクセスを許可します。
で、Syncthingが起動しました。
さて、デフォルトのWindowsパッケージの場合は、単にSyncthingのアプリを起動するだけです。
Windowsを再起動した時に起動しない場合ですが、それをどうやるかは説明欄にあります。
Windowsサービスとして起動する方法です。それで自動起動します。
できるならば。。。x86かx64(現在のほとんどのWindowsはこれ)であれば、
SyncTrayzorを使ってください。はるかにナイスな経験になりますね。
で、三つのマシンにSyncthingが動きました。
Windows, Ubuntu(Linux)、Macです。
さて、今度はこれらのマシンの設定です。ペアにするんです。
このやり方としては、Syncthingの管理者コンソールを使うことです。
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管理者コンソールはブラウザでアクセスできます。
それぞれのマシンで、「localhost:8384」で動作してます。
(これをブラウザのURLに投入)
初回は、匿名のレポートを許すかと聞いてきます。
私は決してしません。
それとまた、ユーザ名とパスワードが設定されていないといいます。GUI認証用のですね。
デフォルトでは、管理画面には、Syncthingがインストールされたそのマシンからしかアクセスできません。
ですから、必ずしもユーザ名とパスワードは必要無いのです、この状況では。
もし、他のマシンに対して管理画面を公開するとした場合には。。。
それができるのですが、
確実にユーザ名とパスワードを設定する必要があります。
しかし、もっとナイスなものがあるんですよ、これも後で見ていきます。
ともあれ、今はOKをクリックします。
もう少し大きくしましょう。
良いでしょう。
さて、三つの領域が見えますね、
フォルダーの領域があります。
Syncthingのナイスな点としては、正確にどのフォルダを共有するのか選べる点です。
それを正確にどのマシンにです。
これは、iCloudやDropBoxとは異なりますね、そこでは、
一つの巨大なフォルダがあり、そこですべてを共有するわけです。
(そうではなく)このフォルダがどこから来てどこに行き、どこのマシンに行くかを選べるんです。
後でサンプルを見せます。
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マシン自体についての多くの情報がありますね。
ダウンロード・アップロード速度、どの程度共有されてるか、
そして、IDトークン(デバイスID)です。