アンドリュー・カウフマン:キャリー・マデイ、インタビュー
お断り:以下の字幕は全体の1/4程度になっています。画像をクリックして動画全体を見ることができます。
翻訳:Lihsia(リーシャ)
翻訳:Lihsia(リーシャ)
皆さん、こんにちは。ようこそ
メディカメンタム オーセンティカへ。
ドクターカウフマンです。
今日はスペシャルゲストをお招きしています。
声を上げる数少ない私たち医師の中でも、
その勇気と知恵をもって、
今起きている問題に対して訴え続けている、
貴重な存在の ドクターキャリー・マデイです。
ようこそ!
ありがとうございます。
ドクター マデイをまだご存知でない方の為にご紹介します。
ドクター マデイは医師であり、
ジョージア州のアトランタで診療にあたって来られ、
ご自身が持ついくつかのクリニックのディレクターでもあります。
彼女は5年ほど前に、非常に興味深い体験をされ、
そこから医療システムの問題について考え始めたそうです。
最近それがきっかけで公に出て、
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今起こっている事を違う視点から私たちに伝えようとしてくれています。
それが私たちには貴重な警告となっているんです。
例えばワクチンについてですね。
もちろんそれについては後ほど触れたいと思いますが、
とにかく今日はお伺いしたい事が山ほどあります。
ドクター キャリー ようこそ!
今日はお招き下さりありがとうございます。
ドクター カウフマン。とても嬉しいです。
最初に電話で体験談を聞いた時、
余りにもショッキングな内容に大変驚いたんですが、
どういう経緯で真実を追求するに至り、
またなぜリスクを冒してまでも公に出て、
事の真相を私たちに伝えようとしているかも分かりました。
その事について、始めの方から少しお話ししてもらえますか?
どうやって真相について知っていったのか、行政との関わりについても。
もちろんです。
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電話では触れませんでしたが、これは興味深いと思って頂けるかも知れません。
医学部時代の教授法のクラスの話なんですが、
大学はカンザスシティーだったんですね。
先生は微生物学の教授、ドクター バクストンと言いますが、
彼女はある期間、軍でも働いていた事もあるのですが、
実際に教鞭を取りながらだったのかは定かではありません。
彼女が教えていたのは微生物についてで、
このクラスは特に印象深かったんですよ。
私は普段は発言しない方で、どちらかと言うと自分でリサーチするタイプでした。
二度だけ発言した事があり、これがその内の一つです。
教授はスライドを使ってマイコプラズマ肺炎について説明していました。
マイコプラズマはそ当時最も進化をたどった微生物で、
自力で存在は出来ず、
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ヒトの赤血球細胞に入り込まなければ機能しない微生物である、
だから、赤血球に潜んでいるのだと。
マイコプラズマは二つの理由で頭が良い。
一つには私たちの免疫システムを潜り抜け赤血球に隠れている事。
そしてもう一つは、彼女の話でとても重要な事なんですが、
マイコプラズマが独自の神経毒物質をもっている事です。
この神経毒物質は、
生きているとも言えるし、生きていないとも言える。彼女によるとですね。
その神経毒物質は再生増殖も可能だと言うのです。
彼女はスライドで電子顕微鏡写真を見せてくれ、
それが私の目を引いた訳ですね。
そこで手を挙げて聞いたんです。
すみません、その神経毒物質の絵はアニメか何かですか? と。
彼女は違うと答えたので、
すみません、そう言う意味ではなく、
そこにある神経毒物質は手で描いたものでしょうか?と聞き返しました。
彼女がキッパリと否定したので、生徒は皆信じられないと言った感じでした。
その当時、携帯電話さえなかったんですよ!
ナノテクノロジーの考えすらなかったんですよ。
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つまり教授は電子顕微鏡でタンパク質が見られると言っていたんですか、個別の?
少し戻りますが、
私たちが見た絵と言うのはある意味、ミニチュアのロボットの様で、
人工的に描かれた感じで、とても自然のものとは思えなかったんです。
クラス後は、その話題で持ちきりでしたよ。
教授は私に怒って言ったんです。
なぜそんな質問をしたのか、これを見せるべきではなかった、間違いだった、と。
なぜなら、彼女はこの研究を軍でやっていたからなんですよ。
そう言う訳で、その絵は私にとって謂わば稲妻の様なもので、
あの時の出来事は決して忘れられません。
とてもショックでしたけど、私たちは皆戸惑うだけでしたね。
彼女はそれ以降その話題には全く触れませんでした。
話をグッと進めて、独立して診療にあたっていた頃、
つまりアトランタ中心部で働いていた時の話ですね。
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その前に、その絵を見た後、その事について何か調べたりしましたか?
或いは、他のクラスメイトで誰か調べた人はいましたか?
私たちが教授に質問した時、とても怒りましたよね。
私たちはその絵について忘れるべきだと。
彼女は二度とそれについて話さないし、
生徒も金輪際その話題を持ち出してはいけないと。
とにかく私たちが質問した事で気分を害していました。
もしあなたがその写真を見ていたら間違いなく、
電子顕微鏡のだと分かりますよ。
機械的と言うか、ロボットの様な印象を受けると思うんですね。
あの時点で私たちの理解にはとても及ばない事でしたよ、
携帯電話がなかった時代なんですから。
教授は言ったんですよね? それがバクテリア由来の神経毒物質だと。
はい、そうです。それはマイコプラズマ肺炎由来の神経毒物質であると言ってました。
それは免疫や身体を弱くするだけでなく、
問題なのは、たとえマイコプラズマ肺炎が治ったとしても、
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この種の神経毒物質は体内に潜み増殖を続けるのだと。
変な話ですよね。
いまでもその絵を覚えてますか?
少しですが。描き留めておけば良かったですよね。
イタリアのワクチン研究を知ってますか?ナノメタルを発見したと言う。
その絵を是非見てみたいですね。ひょっとしたら思い出すかも知れません。
絵が一番重要なポイントですから。
ともあれ、時が経ち、実際には何年かは覚えてませんが、
私は自分のクリニックで働いてたんですね。
その頃になると、病気のパターンが見えてきたんです。
リンパ節や身体の特徴から分かる様になって来たと言いますか・・・。
つまり、非常に珍しい場所なんですが後ろのリンパ節が腫れるんです。
後頭部と頸部の部位ですね。
はい、その通りです。
そして、特徴的な乾いた感じの咳、
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脈絡叢が引き金になる特徴的な頭痛、後頭部ですね。
場合によっては関節の痛みなど、異なる神経系症状が現れる訳です。
なので、患者全員に似た特徴が見られたのでマイコプラズマ肺炎を疑いました。
すると当たりでした。検査結果もそうだったんです。
この時のマイコプラズマ肺炎と言うのは爆発的流行と言った感じで、
酷かったんですよ。
で、気付いたんですが通常処方されるカプセルタイプのドクシサイクリンでも、
他の抗生物質でも、症状は改善しないし、
血液検査結果も悪いままなので、これはおかしい、と。
でも医学部では習ったんですよ、常にこう考えろと。
もし何かがうまくいかない場合、必ず微生物の働きを思い出して、
そして微生物の基礎に立ち返り、抗生物質の働きを理解すると、
問題点が明らかになるのではないかと思ったんです。
それで、これについて調べてみる事にしたんです。
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マイコプラズマ細菌について、最近の研究からですね。
ところが、最近の研究がそれほどない事が分かって驚いたんです。
神経毒物質についてはずっと気になっていたので、
それについて資料全てを調べましたよ。電子顕微鏡写真も全部です。
膨大な資料でしたが、私がクリックした全ての画像がありませんでした。
一枚たりともないんですよ。
塗りつぶされたもの、消されてるもの、紛失したもの。
画像は最低でも100はありましたね。
ウェイバックマシンについて知ってますか?
はい。でもその当時は知りませんでしたね。
その時は本当に変だと思いましたよ。
リサーチしている中で、マイコプラズマ肺炎が生物兵器である事まで発見しましたよ。
それは最初の生物兵器として世界で使用されました。アメリカでもですね。
この事は、私がその微生物について、
最初に得たデータが実はなんであったのかを物語るものですし、
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なぜあの時、神経毒物質に関しては忘れなさいと言われたのかが分かりました。
その経験は私にとって非常に興味深いもので、
そこから クリニックの話に繋がるのですが、
教え子や同僚も含めて皆同じようなパターンを見た訳です。
肺炎がそのエリアで勃発的に発生しているのは明らかでしたよ。
つまり、こうですね。
その時に見られた諸症状は、典型的なものではなかった。
しかし、検査結果が示したのは同じバクテリアだった。
つまり、地域で見られる肺炎をを起こす病原体をもつものだと言う事ですね?
そして全てのケースは同じ地域で発生しており、
皆何かしら同じものに晒されている、と。
何かしらの因果関係があると思いますか?
人造風 ナノ分子と、あなたが発見したインターネットから消えていた画像ですね、
それとこの病気との関係についてですが。
もちろんあると思いますよ。
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なぜなら、抗生物質だけではそれらの症状に改善が見られなかった為です。
それと私が習った神経毒物質についても関係していましたからね。
どんな人でも、大量の毒素に晒されると、
免疫系にダメージが起こり、
一旦そうなると感染からの回復は出来ません。適切な抗生物質を投与しても、です。
神経毒物質については常に気に留めていて、
様々な角度から考え始めました。そんな時、
ドクター シューメーカーと言う素晴らしい人物について知ったんですね。
彼はカビが引き起こす神経毒物質について多くの研究をしました。
カビの感染です。
彼は保険適用外のコレスチラミン パウダーを使い始め、
それが磁石のような役割を担う事を発見したんです。
神経毒物質に対してですね。
これは私の考えですが、
それが毒性物質に効果があるなら、マイコプラズマにも効くのではないか、と。
それで私たちも患者に使ってみると効果は抜群でした。
要するに、それはキレート剤として使う訳ですね?
はい。
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コレスチラミンは胆汁にも作用するので胆石にも使いますね。
時々コレステロール値が高い場合にも。
過敏性腸症候群にも用いますね。
保険適用外ですが用途が非常に多い。
基本的にはキレート剤として使いますね。
神経毒物質を吸い上げ、恐らく肝臓から解毒すると言う考えですね?
その通りです。
腸からもですね。
そうですね、肝臓を通って腸に、ですね。
はい。そうですね。
ともあれ、それは非常にうまくいった訳です。
この問題が発生した時、分かってきたんです。
時には人口の9割にマイコプラズマ肺炎の抗体が見られたんです。
この数字はかなり深刻ですよね?
この検査数値が焦らせたんですよ。
公衆衛生課やCDC (疾病管理予防センター) にです。
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で、全てのラボを調査したんですが、なんの問題もありませんでした。
しかしクリニックや私たち医師は、それ以上検査をするなと言われたんですよ。
検査しなければ、病気はない事になりますよね?
具合の悪い人がいたら、検査して何が起こっているのか調べるべきで、
検査は止めてはいけないと思っていました。
それは今の状況とは正反対ですよね?
具合が悪くないのにどんどん検査すると、陽性者が増える訳です。
確かにそうですよね。
しかしそれがキーポイントですよね。
検査数が多ければ、それが結果に反映される訳ですから。
だから何もしなければ、何も見つからないのです。
正にそうですね。
あなたは症状に合った治療法で効果を上げていたんですよね?
行政がもっと 組織的に対策を講じるべきだと思ったのではないですか?
もちろん思いましたよ。
医師として私たちはこの医療システムに全幅の信頼を置くよう教え込まれますね。
しかし現状を見る限り、見事に失敗しています。
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しかし以前はそう考える理由は全くなかった。
あの頃の私はとても混乱していました。
医師として正しい事をしていると思っていたからです。
症状があれば検査し、陽性なら治療します。
再検査結果を見て、治療がうまくいっているか否かを調べます。
必要であれば治療しますね。
なので、私には全く理解出来ませんでした。
公衆衛生課やCDC など行政のやり方が。
ここまでが私のキャリアの始まりの部分ですね。
実に興味深い話でしたねえ。
その経験があなたに問題意識を抱かせたんですね?
ここで視聴者の為に少し触れておきましょう。
細菌理論とTerrain理論についてまだお話ししてなかったので。
大変興味深いのはこれまで話してくれた病気が、Terrain理論に当てはまる点です。
その観点からするとより理解し易くなりますね、
神経毒物質の働きについてです。
人工的でも自然発生的でも何でも良いのですが。
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それが基本的に病気を引き起こす訳です。
そして、マイコプラズマがそれに反応して、
毒素でダメージを受けた場所を片付ける訳です。
しかし抗生物質を使うと、マイコプラズマを除去してしまいますね。
病気のサインを出しているのに・・・。
つまり、排泄物質により 炎症や分泌物と言うサインを出す訳ですね。
しかし、とても面白いと思うんですよ。
一つの現象を異なるケースから観察し、全く違う見方から解釈すると言うのは。
正反対の結論を導き出す事があるからです。それも合法的に。理解のしかた次第ですが。
そうですよね。そう言えば思い出しました。
顕微鏡で見たマイコプラズマと言うのは、
どこかエクソソームと似てたんですよね。何かの一部にしか見えなかったんです。
それ自体、有機体には見えないんですよね。
エクソソームのサイズからは少々大き過ぎるとは思いますが、興味深いポイントですね。
話してましたね。生きる為に宿主が必要な組織体がある、と。
それを偏性細胞内寄生体と言いますが、
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実際に乳製品を殺菌すると、
菌の役割が切り替わり、サバイバル機能が働くんです。
それが病気に影響を与える事になるんですが、まるで体内の寄生虫みたいです。
そう言う違った見方は新鮮ですね。
もちろんこれまでの話とは少しそれましたが、
それにしても、どの様にして真相を知っていったのでしょうか?
それとも他の疑問を明らかにしていく事で辿り着いたのでしょうか?
そうですね、お話した様に、
医学部時代、とにかく身体検査はやれとの教えだったので、
どんな状況でも検査はシッカリやりましたね。
私はパターンを見る様にしていました。
なので、診察では先ずリンパ節を見ますね。
リンパや筋肉の触った感じとかですね。
で、もしその地域で見られないような症状があれば、
違うパターンであると認識する訳です。
マイコプラズマでは、パターンが違いました。
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そうすると、身体的特徴が分かって来る様になるんですよ。
それで、ダニの季節についてなんですが、2008年の10月でしたね。
とても寒くて。 あの年は異常なほど寒かったんですよ、アトランタ中心部にしては。
なので、この季節にダニに咬まれるのは珍しいんですよ。
その時やはり違うパターンと言うものが見られ始めたんですね。
病気になった人は本当に具合が悪くなって、
感染した事でパニックになる訳ですよ。
皆パニック状態になって、死ぬかも知れないと言っていて、
それがこのパターンだと思ったんですね。
それと、クリニックに来た人は皆高熱で、身体の震えが物凄くて、
酷い頭痛で、今まで経験した事がないほどなんですね。
ケースによっては動悸もありましたね。
息切れを伴う場合も。そして胸の圧迫感。
病院へ救急搬送された人もいました。心臓発作だと思ったんでしょうね。
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それはそうではないと後で分かるのですが。
リンパ節もそうですね。首の前側のリンパ節です。
皮膚の色も少し違いますね、表現するのが難しいですが。
かすかに発疹がある人もいますが、ない人もいます。
なので、検査と共にここでも推論する訳ですよ。
それで症状から分かったのが、ロッキー山紅班熱でした。斑点はないんですが。
これは命に係わる恐ろしい病気ですよね。
医学部ではそう教えられますよね。 少なくとも私がいた頃は。
注意が必要だと、ロッキー山紅斑熱に関しては。
アパラチア山脈(米東北部)に住んでいる人は特にですね。
しかし似てるんですよね他の病気と。例えば、梅毒ですが・・・。
だから、その可能性も考えないと、命に係わるから。
要するに、ここでもまた通常とは異なる症状を見たんですね?
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そうです。