ロブ・ブラックスマン:Appleには暗号化をバイパスする裏口があります


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私は、Appleとその最近の動きの分析につとめてきました。
皆さんと同じように、その動機を知りたいと思いました。
最近Appleは、iOS16上のiCloudでのエンド・トゥ・エンドの暗号化を行いました。
皆さんが使うことのできるものです。
昨年連中はニューラルハッシュをアナウンスしましたね、CSAMを見つけ出すためのものです。
(児童性的虐待コンテンツ)
それとまた、iCloudプライベートリレーを実装しました。それと、
基本的には、公告IDに対するいくばくかの制限です、
おそらくは、facebookに負担になります。多くの広告ビジネスがあります。
そしてまた、Appleメッシュネットワークで、これはすべてエアタグに関連しています。
これらすべての一部としての早期テクノロジーとしては、ニューラルエンジンです。
これは5年前にリリースされたものです。
これらの動きは、別々でつながりがないように見えます。
いくつかは、全く良いように見えます。
「iPhoneはプライベートだ」というマントラに一貫してるように見えます。
しかし、私はこれらの動きのつながりをとうとう見出したのです、
ショッキングなくらいよく考えられた戦略です。
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成し遂げるには何年もかかるものです。
今や明らかなのですが、その意図としては、
監視国家のセキュリティ要求を満足させるものです。
連中は、それを成し遂げたのですよ。
目の前でね。
Appleは今やバックドアを持ってます。
これを理解したいのであれば、見続けてくださいね。
インターネットプライバシーガイ
ロブ・クラックスマン
これからの説明には、少々の歴史的知識が必要ですよ。
暗号化論争の歴史
2015年、FBIとアップルの間での論争です。
FBIはAppleのスマフォに入り込みたかったのです、
サンバーナーディーノのテロ銃撃犯のですね。
その中身を知りたかったのです。
これはAppleにとって大きな問題で、連中はFBIがスマフォを見るのを拒否しました。
これは4桁のピン番号で守られたものでした。
もしFBIが破ろうとすれば、10回の試行でデータは消去されます。
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デバイスのディスクを外部から検証しようとしても、
暗号化されたフラッシュドライブです。
そのパスコードは、スマフォ自身のセキュアなEnclaveチップにコントロールされていたのです。
これはAppleにとって重要でした、
スマフォにバックドアがないと宣伝して売るためです。
そして、スマフォに侵入する方法はないと。
ところで、当然ですが、このスマフォのバックアップはiCloudです。
そして、このFBIとアップルの論争の中で誰も言及しなかったことは、
明らかにアップルがiCloudの中身にアクセスできることです。
Appleがセキュリティキーを持ってるのですから。
そしてまた、Appleが日常的に警察要請に応えていることです。
そしてまた、スマフォ内以外の他の情報にもアクセスできることです。
位置情報やiCloudの中身です。
しかし、それ以上にあるんです。
報道された三文字局(FBIなど)の様々なコメントを見てみれば、
そしてまた、Five Eye国のコメントを読んでみれば、
(米英豪加ニュージーランド)
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わかるわけです、連中はエンド・トゥエンド暗号化アプリの人気に苦しんでいることが。
例えばSignalのようなアプリです。
連中は極度に憂慮しています。なぜなら、
大衆監視の連中の能力が削がれるからです。
ですから、様々な政府当局者や政治家はすぐに声明しました、
暗号化は禁止されるべきだと。
しかし、サイバーセキュリティ専門家もまたすぐに口を開いたのです、
暗号化を禁止すれば、電子商取引や金融取引は停止されるだろうと。
すると、政府当局者はバックドアを要求しました。
フランスのような国では、バックドアを要求する法律を通過させさえしました。
アプリストアにおけるすべての暗号化アプリに対してです。
思い出しますよ、フランスから私のアプリを引き上げたことです。
ずいぶん昔のことです。
たぶん2014年くらいです。
オーストラリアもまた、暗号化を禁止するナンセンスな法律をつくりました。
しかし、オーストラリア経済を破壊せずにこんなことができるとは思いません。
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暗号化の議論の後に、
三文字局が提案した解決というのは、こういうことです、
暗号化問題の解決としては、それが暗号化される前に「我々」が中身を監視するということでした。
これをよく考えてみましょう、これが新たなゴールになったことを。
しかし、暗号化以前にその中身を見るには、
何かしらの種類のバックドアが必要です。
リモートアクセスのトロイの木馬、あるいはネズミの類です。
ですから、iPhoneメーカーはこんなバックドアは許容しないでしょう。
スマフォビジネスには、極端に悪いことですから。
AppleとGoogleは何が何でも信頼を築きたいのです。
ニューラルネットワーク
この分析の旅を続ける前に、
新たな開発を検証してみましょう。
この暗号化議論継続の間に起こったことです。
この新たな開発とは、人工知能あるいはAIです。
そして、私がフォーカスする特定のテクノロジーとしては、ニューラルネットワークであり、
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特にモノの認識に関わることです。