マイク・アダムス:信用貨幣と来るべき崩壊


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マネー供給が本物の経済と本物の原理のもとで行われるなら、
信頼には依存しない。それを存続させるためには。
信用貨幣と来るべき崩壊
だから、例えばゴールドに裏打ちされた通貨であれば、
人々がその通貨を信用する必要は無い。
信用しようがしまいが関係無い。
ゴールドがすべてその下にあるからだ。
そして、ゴールドを信じる必要はない。ゴールドには本来備わる価値があるからだ。
それ自身の価値が自動で備わってる。
ゴールドに信用を置こうが置くまいが無関係だ。
しかし、マネー供給がゴールド標準から離れると、
不換紙幣になる。
実際に、信用ベースの通貨となる。
これが今日ほとんどの社会で用いられているものだ。
米国も含めて。
通貨と経済というのは。。。特に株式市場だが、
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完全に信用をベースとしている。
もし、誰かにドルで支払いをすれば、
本質的には、ただの紙切れ、それにインクで特別な印をつけているものだ。
本質的に何の価値も無いものだ、紙切れには。
他の人が価値あるものと思って受け取るものを表現しているだけなんだ。
例えば、あなたに1と書かれたお金をあげることにしようか。
それをあなたは1ドルを仮定する。
私は、ゼロを加えて紙切れを100ドルにして渡す。
突然あなたは、100倍の価値と思い込むんだ。
紙の価値、インクの価値は全く変わっていないにも関わらず。
100ドルの価値があるとして受け取るんだ。
なぜなら、信じてるからだよ、
マネーシステムをね。そのシステムを信頼してるからだ。
世界の政府と中央銀行が嫌々ながら恐れるものとしては、真実だ。
一瞬にして信頼が砕け散る可能性があることだ。
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なぜなら、信頼は原理にもとづいていない。
一つの法律、一つの大惨事、あるいは、いわば裏切りの暴露によって、
ただちに信頼が砕け散るものなんだ。
その砕け散った信頼はシステム全体にわたって伝播する。なぜなら、
不換紙幣の全体システムというのが、砕け散るからだ。
今日の世界の経済の状態を見てみよう、
それが基盤とする負債ピラミッドを見てみよう。
株式市場でも信頼ベースシステム、
国債でも、政府の負債でも、
デリバティブでも。
銀行システムでも、
連邦預金保険公社の保険でも、
年金プログラムの人工的な信用でも、
引退したときに返してくれるという信頼だね。
社会保障に信頼するわけだ。
政府がいつかお金を返してくれるという信用をするわけだね。
長年にわたって、働き、税金をおさめ、そうやって没収した金のいくばくかを返してくれると思ってるわけだ。
すべては幻想だね。
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これらの信頼は、何の基本的現実にも根ざしていない。
事実、歴史が示しているんだよ。
こういった考えや信念というのは、極めて頻繁に砕け散っているんだ。
人類の歴史においてね。人類の文化の勃興と没落によってだ。
これが何度も何度も起こった。例はたくさんある。
信頼の置き間違え、
不換紙幣システムの崩壊、
政府の崩壊、
巨大な破綻だね、国全体にわたる。
負債システムが連鎖的崩壊になるんだ。
そして人々が富と思っていたものが破壊される。
実際には数字システムでの信頼なんだ。
諸要素の中での信頼だよ。
それが潰れ、逆転する。
その結果、富という幻影が破壊される。