ジュリアン・アサンジ、最後のインタビュー2018
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ジュリアン・アサンジ
Wikileaks
2018・9・20放送
エクアドル大使館にて2019・4の逮捕前、
それ以前のネット切断前の最後のインタビュー
私は、自分にとって非常に興味深い問題を解決するためにWikileaksをはじめました。
これは、人間の運命を知ることだったんです。
人類の運命です。
その制度の発展によって、人類の発展が現れる限りにおいてですね。
そして、彼らが実際に内部的にどのようにふるまうかです。
これは、人類の大きな政治的な苦闘ですね。
理性的である限りにおいてですね。
皆さんご存知のように政治とは、ほとんどが不合理です。
しかし、私が感じるには不合理な部分というのはランダムです。
そして理性的な部分というのは、我々が知ることに基づいています。
我々は自身を知っており、お互いにですね。
知っていることとしては、
人間の資源がいかに分配されるか、
人間の制度がいかにふるまうか、
我々の必要とする、どういった内部的外部的なルールがあるか。
ですから、
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それがWikileaksの目的なんです、
人類を理解しようとすることです。
そこから、おそらくは作り出すことができます、より良い、
現実的には、より悪い部分の少ない人類文明ですね。
しかし、これは変わりつつあります。
人類はある意味、
ほんの少しの理解しか無いんです、
世界の中で、これがどのように進歩するかという。
思うに、これはほとんど、
完全に根絶されてしまったと思います。
私の予測するような仕方ではないですよ、
つまり、以前より、より多くの知識にアクセスすればと思っていたわけですが。
しかし、根絶されてしまったんです、
情報処理のスピードによって。
したがって、知識の変化のスピードです。
これは。。。急速に動いています、
知識のアルゴリズム的処理は、
人工知能の方向にです。
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なぜ、人工知能が単にもう一つの種類のアルゴリズムかというと。
思うに、過去7年のスケールの変化というのは、
十分重大なものだったんです。
質的な変化として分類されるのにですね。
この質的な変化の意味としては、
非常に深刻な脅威かもしれません。
この人類文明の安定性にとってです。
それほどあまりに安定してるわけではありませんが。
そして、人類の能力として、彼らの運命を計画することですね。
知的な方法でです。
ですから、これら二つの側面にある皆さんは、
何かすることができるんです。
大使館で毎日過ごすことはどういったものでしょう?
私の説明できない面白いこととしては。。。
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なぜなら、多数の国との敵対的関係がありますから。
本当に深刻な敵対関係なんです。
そして、勾留されてる人間の状況としては。。。
私は勾留されていました、刑務所です、この大使館での自宅監禁ですね、
何の罪も無しにです、いつのときでも、この国で。
今やほぼ8年になります。
そして、勾留された人間の困難さとしては、
どういう形であれ、変化の無さです。
完全にです。
ですから、私はその日その日を可能な限り異なるように努力してます。
可能な限り。
しかし、私にとっては決して異なることは無いんです。
自由を得たらどうしますか?オーストラリアに帰りますか?
地政学的なシフトが起こりつつあります、
Wikileaksと他のパブリッシャーの活動に関しては。
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心配としては、限界に挑もうとしているわけです。
Wikileaksはその構造としてデザインされましたが、なぜなら、
私のやりたいことに合わせるためです。
これは最も大胆な。。。
最も大胆だが、しかし信頼のおけるパブリッシャーとしてです。
これは面白い緊張感なんですよ、それでも信頼がおけるというのは。
つまり、非常に大胆ですが、
それほど大胆ではないんです、子供ポルノを公表するようなまでには。
これは確実に大胆ですよね。
しかし、思うに興味深いとも思わないし、信頼できるとも言えないですね。
何がWikileaksの開始に導いたのでしょう?
私の経験を告白すること、政府の扱いについてですが、
それと、コンピュータセキュリティ産業についてですが、
私は暗号化の世界にいたんです、暗号化のエンジニアだったんです。
私は(?)。
いくつもの小さな会社とコンサルタント会社です。
しばらくしてから、
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わかったんですよ、世界を理解するのが非常に難しいことを、人類にとって。
いつもそれを暗号化すること無しには(?)
ある意味では、それは、
人間の人生を理解することを、より難しくすることなんです。
そして、私が理解したあいだ、
そして、私が受け入れることになっている事実が帰ってきても(?)、
以前の私の哲学的立場だったんですが、
コンピュータ化された文明では、暗号化は、
自由の根本的な構成要素なんです。
明らかだと思います。
非常に興味深い哲学ですよ、なぜそれであるべきかは。
ですから、
私は本当に取り組まねばならなかったんです、
暗号解読することです、
物理的現実を。
キチガイじみて聞こえるでしょうね。
それが物理学者のやることですよね?
物理的現実の暗号解読をするわけです。
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時間と空間を理解し、始まりと終わりを理解するわけです。
そう感じた後なんですよ、
物理学は非常に幅広いけれども、
妥当な理解だと感じましたが、
もっと時間をかければ、より良い理解ができるだろうと。
ですから、こういった概念のいくつかを採用することになったんです。つまり、
量子力学によって発展してきた概念です。
因果関係の流れを理解することについてですね。
いかにして一つの事柄がもう一つに影響するかです。
そして特定の解釈を見てみるわけです。
情報の流れを通してですね。
いかにして、情報が、
一つから、これを計測しようとしますが、
それが連鎖して、因果関係により、
他に行き、
最終的には、それを観測する者に行くわけです。
ですから思ったんです、
この概念を採用しようと。
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おそらくそれが説明すると思います、Wikileaksがそれを使うやり方を。
因果関係の増幅としてです。
小さな量の元手が、より大きな情報に導き、連鎖反応効果をもたらすんですね。
それを人類文明の理解の助けのために、見つけやすくするわけです。
ある意味では、非常に野心的で不可能なプロジェクトなんですね。
ここにいたるまで、何らかの楽しみもありましたし、
達成しましたよ、重要な正義のための一撃です。
これは満足できるものです。やってみると。
非常に満足できるものなんです、
例えば、無実の人々が、
刑務所から出てくるんです、我々の公開によって。
この文書を使うことによってですね。
Wikileaksの将来に何が期待できるでしょう?
2007年に私がWikileaksを立ち上げたとき、
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わからなかったんです、
ネットを使って、人々が彼らの心を、文化的ダイナミックスを取り戻すかをです。その当時ですね。
これはある感覚では、はるかに支配的空間でした、今現在よりも。
他の感覚としては、はるかにオープンでした。
今日のようなビッグプレイヤーが支配してはいなかったからです。
しかし、戦いは。。。
Wikileaksが文化的に受容されうるかということですが、
未だにされていません。
そして、この戦いをすすめ、組織を防衛していくことにより、
我々は非常に普通でない方法で、
体制の一部になったんです。
支配層の体制ではありませんよ、明らかに。
多くの支配層が我々に敵対します。なぜなら、
秘密を暴露しますからね。すべての支配層は、ある意味偽善的です。
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そして頼るわけです、
外部的表現とは異なる内部的世界を維持するわけです。
Wikileaksは、
文化的に確立されたんです。
その結果、
広い範囲のネット文化に揺れ動きが送られ、
これが西側に広く文化となったわけです。
もしWikileaksが消滅することになっていると(?)。
この役割は非常に難しいものです。
どういう意味かと言えば、この意味としては、
基本的には、パブリッシャーと言論の自由のための枠なんですね。
それと、市民の権利対組織・支配層です。
これが突然縮小するでしょう。
ですから、個人としての私とWikileaksは、部分的にそれに関わってるんです、
この枠を広く保つことです。
それをアバンギャルドにしておくことです。
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そこでは、我々は常に氷山を砕いていくわけです。常にですね。
氷の中を突き抜けようとするんです、少なくとも位置を保持しようと。
ですから、我々の背後には、
広がった文化的スペースがあるんです、
自由のための。
おおまかに言えばですね。
今日の最大の脅威とは何でしょう。ビジネス(?)と政府にとっての。
非常に良い演説家がいますよ、
日常的にコンピュータセキュリティ産業の実際的側面について話している方です。
ですから、私はそこには行きません。
おそらく、私はそれほど長けてないですから。
Wikileaksには脅威モデルがあるんです。
これは、甚だしく、非常に高い脅威モデルです。
事実としては、不条理ですね。つまり、
つまり、英国政府は2015年半ばまでに、
認めたんです、
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単一の部署が、1260万ポンドを使うことをです。
これは非常に恥ずかしいですね、私を監視するためにですよ。
非常に恥ずかしいことです。
そして、彼らは予算を機密にしたんです。
予算の数字はリリースされてませんが、他の方にはですね。
これは非常に高いレベルの脅威です。
これは興味深いことですが、私が、
我々が、その環境について扱おうと思いついたすべての領域なんです。
しかし、彼らはある意味では、ユニークなんですね、
小規模から中規模の組織で、行為レベルで運営しているものについて、
ちょっとわかりませんが、我々以外にどこがあるのかは、
どこかに独立グループやテロ組織があるとしますね、
少なくともテロの方面については、全く異なるゲームでしょうけれども、
我々とは。
しかし、
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誰にも対してもより大きな脅威があるんです。
私はこう見てます。
ご存知の方もおられるでしょう。
ロスアラモスプロジェクトの時に、
(第二次大戦中のマンハッタン計画と思われる)
西側の物理学者が、
調子をあわせるようになったんです。
なぜなら、あらゆる物理学の流派を買収したからです。
ヨーロッパ中の有力者から、
米国まで、ロスアラモスまでですね。
そして、体系と理解の協調ですよ。
この人達が散らばったわけです。
その中の一人に、エンリコ・フェルミがいました。
(核物理学、量子力学)
イタリアの物理学者です。
非常に興味深い人ですね。
ある晩、エンリコ・フェルミがロスアラモスの戸外を散策していました。
物理学者の同僚とですね。
そして、彼は星を見て言ったんです、
「皆は、どこにいるんだろう?」
ちょっとビビリますよね、なぜなら、
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そうなんです、この部分の話に異星人を持ち込もうとしてるんですよ。
質問に答えるためにですね。
彼の疑問は非常に深かったんです。
つまり、彼らはいかなる形でも現れないんです。
「現れる」というのは、
我々には、それを検出するための物理的手立てが無いということです。
星に何が起こっているのか、エネルギーが常に湧き上がり、無駄になるという意味でですね。