サム・ベイリー:タバコモザイク「ウイルス」〜ウイルス学の始まりと終わり
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病原性ウイルスの存在について疑問を表明する場合、
大きな魚を追いかける準備をしなければなりません。
そして、タバコモザイクウイルス以上に大きなものはないでしょう。
最初に発見されたウイルスと主張されています。
125年前、細菌論(Germ Theory)が作られた頃、
ウイルス話にとって重要な論文が書かれました。
それ以来、この論文が他者によって参照されたのです。
ウイルスの証明だとしてです。
しかし、驚くべき暴露がありますよ。
私が思うには、多くのウイルス説支持者は、実際には、これらの論文を読んでないようです。
もしそうすれば、恥ずかしく思うでしょうね。
現代では、PCRやメタゲノミクスといった目もくらむような技術があるかもしれませんが、
タバコモザイクウイルスの基本的事項と歴史的な植物実験には、いくつかの大きな問題があるんです。
そして、これもまた、ウイルス理論にとっては壊滅的打撃ですね。
まず最初に現代を見て、そこから過去にさかのぼっていきましょう。
そして、これら全体が載っているトランプカードの家を暴露しましょう。
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ある現象を起こした原因の組み合わせは、人間の知性では把握できない。
しかし、原因を求める衝動は、人間の魂が生まれついて持つものだ。
そして、人間の知性は......最初の、そして最も理解しやすい近似値を素早くつかんで、それが原因だと言ってしまうのである。
レフ・トルストイ「戦争と平和」
2021年の「Encyclopedia of Virology」に、「タバコモザイクウイルスとウイルス学の始まり」というセクションがあります。
こう始まります。
「タバコモザイクウイルスは、ウイルス学の歴史中でもユニークな存在である」
「そして、19世紀末以来、ウイルス研究の前線であった」
次にこうです。
「(ドミトリー)イワノフスキーが最初に示したことは、無菌化フィルターをくぐり抜ける病原体がタバコモザイク病を起こすことであった」
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「これにより、ろ過病原体としての、引き続いてのウイルスの特徴化ができたのだ」
「1939年のこと、TMV(タバコモザイクウイルス)は、電子顕微鏡で可視化された最初のウイルスとなった」
引き続きこの本が報告しています。
「1956年のこと、遺伝子物質が含まれるものとしても最初のウイルスとなった」
そして、このセクションは、彼らの言うウイルスについてのいくつかの絵やダイアグラムを示しています。
タンパク質の包についての詳細な記述を含みます。
この感染性粒子とされるものについては、大量の情報が収集されています。
しかし、どこでいつ、これがウイルスだと示されたのでしょう?
そして、「複製と細胞から細胞へのTMVの移動」というセクションがあり、
ここが全体のキーとなるべき部分ですが、
非常に不十分な情報しかないのです。
確実にそれを証明するのに十分ではありません。つまり、
彼らの示しているこの粒子に複製能力があり、細胞内寄生虫であり、
それ自身が植物間を伝播してモザイク病を引き起こすことです。
では、時間をさかのぼって、
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参照の軌跡を掘り続けてみましょうか。
そして、次の論文としては、ミニレビューであり、表題は、
「ウイルス学の100年」で、
これは1992年の「Journal of Virology」掲載のものです。
これもまた、ドミトリー・イワノフスキーの議論から始まります。
そして、 サンクトペテルブルクの科学アカデミーにどうやって彼の論文を示したかです。
この中で彼が言うには、
「タバコモザイクウイルスに感染した一連の葉は、その感染性の性質を維持した」
「シャンベラン型濾過器でろ過した後までもだ」
「この観察が示唆することは、この病原体が、以前知られるいかなるものよりも小さいことである」
「そしてこれが、ウイルス発見に導く、長い一連の観察と実験の最初のステップであった」
続いてこう言ってます。
「ロベルト・コッホの教師であり、ヴェルナー・ヘンレ(ウイルス学者)の祖父であるヤーコプ・ヘンレは、」
「ウイルスとしての性質を持つ、感染性病原体を、すでに1840年代に想像していたものの、」
「これらの考えは受け入れられなかった。実験的証拠がなかったからだ」
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「この証拠への道は三人の科学が切り開いていった」
「彼らはそれぞれ独立にタバコモザイクウイルスを研究したのである」
アドルフ・マイヤー、ドミトリー・イワノフスキー、そして、マルティヌス・ベイエリンクです。
このレビューがまた言っています、
「マイヤーによる、病気の植物の葉をすりつぶしたものから抽出したジュースを健康な植物に接種する実験は、」
「植物のウイルス病の伝播の最初の実験となった」
「これらの研究が確立したのは、この病気の感染性である」